【スズサイコ(鈴柴胡)ガガイモ科】
スズサイコとの出会い
2009年5月20日のことでした。
Kさん:わんちゃん、スズサイコが咲いてるのん見たわ、もうそこまで草刈り来てるって言うてたし、写真撮りに行くんやったらええかも
わんちゃん:そうなん、行ってみるわ、おおきに、畑に降りる土手のとこやったね。
行ったけど、どこに咲いてるかわからへんかった
Kさん:そうやと思った、今日、夕方畑に行くし一緒に行こう
わんちゃん:おおきに、お願いね
スズサイコの花は草むらの中では、なかなか見つけにくいです。
緑色で細い茎がす~~っと伸びていて・・・・
Kさん:アッ!ここやわ、え~っともう一株あったような気ぃしてんけどねぇ
お花は咲いてませんでした、蕾のようでした。
目印をしておきました。
スズサイコをネット検索してみましたら、なんと、早朝に咲いておひさまが上がるとつぼみになってしまう・・・というのが解りました
この写真を撮った2~3日後に一面草刈がおこなわれました。
スズサイコは何処に?
花の時期は7月~8月と本に載ってました。
根はしっかりと残っている筈です。
今度は花の咲く時間も分かったことやし、じっくりと撮れたら良いな・・・・
ある日のこと草むらの中で見つけた一株を鈴川原(煤谷川土手)の斜面のてっぺん、道路際に移植してみました。
早朝散歩の時見事に咲いてました、実が生ってるのを発見
大切に育てているこの子の果皮がはじけてきちんと並んだ種👇が見えてます、ガガイモ科の植物は、風を利用して種子を散布する方法を採用しています。これらの毛は風に乗せて種子を運ぶ役割を果たします。ガガイモ科の果実は袋果で、種子は風で飛ばされ、自然の力を利用して繁殖を進めます。
スズサイコおさらいです。
スズサイコ(鈴柴胡、学名: Vincetoxicum pycnostelma )キョウチクトウ科(旧分類ではガガイモ科)
京都府カテゴリー:絶滅危惧種
環境省カテゴリー:準絶滅危惧種
近畿レッドデータブックカテゴリー:絶滅危惧種C
『形態』
山野の草地にはえる多年草で、茎は細く直立して高さ40~100cmで、節間は長く、硬い。葉は対生、やや厚く、斜上する。7~8月の夕刻、細い柄のあるまばらな花序をつくって花を開き、通常は朝に閉じる。花冠は黄褐色。
『分布』
京都府内の分布記録区域 丹後地域、南丹地域、乙訓地区、山城地域。
日当たりのよいやや乾いた草地などにはえる。
茎は細く直立し、高さ30~80cmの多年草。
葉っぱの長さは6~13㌢、幅4~5㍉。
花は早朝に開き、日が出ると閉じます。
スズサイコに、ヒメクチバスズメ スズメガ科・ウチスズメ亜科
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