おいしく長持ち『野菜の冷蔵・冷凍保存術』PART3

 気づいたら冷蔵庫の奥で野菜がしなびていた……。そんな経験はありませんか?

正しい保存方法がわかれば、美味しく長持ち!最後まで食べきることができます。

島本美由紀さん 料理研究家・食品ロス削減アドバイザー


【キュウリ】ヘタを上に立てて保存

キュウリの旬は5~9月。

持つとずっしりと重みがあり、太さが均一で両端がかたいもの、全体にハリがあって色つやがよく、表面の緑色が濃いものを選びましょう。イボのある品種のものは、イボがチクチクするくらいとがっている方が新鮮です。

キュウリの95%は水分です。汗で失われた水分を補給してくれます。カリウムも多いので利尿作用があり、むくみ改善にも。キュウリは食べきれずに廃棄される「食品ロス」上位の野菜。正しい保存法で、おいしく食べきりましょう。

~冷蔵~

寒さと水分が苦手。表面の汚れや水分がカビの原因になるので、拭き取って新聞紙かキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて、ヘタが上になるように立てて保存します。ペーパーがぬれたら交歓しましょう。保存期間は10日間。

~冷凍~

塩もみをして冷凍すると、青臭さが軽減してうまみがアップし、食感もよくなります。輪切りにして重量の1~2%の塩を振り、約5分置いて、水けを絞ります。一本分ずつラップで包み、冷凍用の保存袋に入れて冷凍します。自然解凍して軽く水けを絞れば酢の物やポテトサラダ、まぜごはんなどに使えます。保存期間は1カ月。

 

【ナス】冷やしすぎると実が縮む

ナスの旬は5~10月。皮の色が濃く鮮やかなもの、表面がなめらかで傷がなく、ツヤ・ハリのあるものを選びましょう。へたの切り口が緑でみずみずしいもの、ガクの部分のトゲが鋭くとがっているものほど新鮮です。体の内側から冷やしてくれる作用があります。

紫色の皮はポリフェノールの一種。変色しやすいので切ったらすぐ調理するか、水に軽くさらして使いましょう。

~冷蔵~

2本ずつキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存します。寒さに弱く、冷やしすぎると実が縮んでしまうので、早めに食べきりましょう。保存期間は1週間。

~冷凍~

丸ごと冷凍が可能です。そのままか、1本ずつラップで包み、冷凍用の保存袋に入れて冷凍します。

室温に約5分置くと、凍ったままで切れます。保存期間は2カ月。乱切りや半月切りなどにして冷凍すると、使いたい分だけ取り出せて便利です。保存期間は1カ月。

 

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