戦争を詠む 朝日新聞朝刊朝日歌壇より(毎週日曜日掲載)

朝日歌壇(毎週日曜日朝刊)の入選歌(選者は、佐佐木幸綱さん、高野公彦さん、永田和宏さん、川野里子さん、)より、戦争を詠んだ歌を、わんちゃんが独断で選り抜きを。

☆⇒共選作

2026年 1月 1/11  1/18  1/25 

高野公彦選

首相言う強く豊かな国にする そんなことより恒久平和(小山市)大塚  裕

【評】首相の言った言葉「そんなことより」を使って、ユーモアが漂う。

 

永田和宏選

逆回転はじめた地球 気がつけば帝国主義の時代の真中(町田市)村田 知子

【評】世界は帝国主義の時代に逆戻りという感が強いが。

危ないと感じてるなら黙らずに声をあげねば戦前になる(加須市)坂入やすのり

【評】こんな事態に声をあげなければ戦前になるとも思う。

おだやかに笑みつつ事は進捗(しんちょく)し防衛予算も確保されたり(加東市)藤原  明

【評】戦前になると思う危惧、既に防衛予算の拡大に現れてもいる

最果てのグリーンランドを三度撫でやおら地球儀机にもどす(豊川市)河合 正秀

【評】トランプによる傍若無人の発言にはあきれる他はない。

しがみつき泣く子を強く抱きしめる駐屯基地の空砲響き(ひたちなか市)安澤 美幸

【評】子供には本物の戦争の恐怖だ。

横浜の暮の港にロシア船ウクライナ船並んで居たり(東京都)松木 長勝

戦争は指一本に起こりうることを知りたりレーダー照射(観音寺市)篠原 俊則

 

佐佐木幸綱選

アフガンの75万救い逝く中村哲氏悼む冬来る(尼崎市)小石 絹子

 



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