おいしく長持ち 野菜の冷蔵冷凍保存術 PART4
気づいたら冷蔵庫の奥で野菜がしなびていた……。そんな経験はありませんか?
正しい保存方法がわかれば、美味しく長持ち!最後まで食べきることができます。
島本美由紀さん 料理研究家・食品ロス削減アドバイザー
大根:根と葉はすぐに切り分ける
大根の旬は11月から3月です。色が白くてハリがあり、まっすぐに伸びているもの、持った時にずっしりと重いものを選びましょう。
葉元はかためで甘みが強いため、サラダにお勧め。中央はやわらかめで甘みと辛みのバランスがよいので煮物が向いています。先端は水分が少なく辛みが強いので、大根おろしなどの薬味に。皮ごとおろすと皮の栄養がムダになりません。大根の葉にはホウレンソウの約5倍のビタミンCが含まれています。ツナやベーコンと炒めるとおいしいです。
[冷蔵]
根の水分を葉に取られないよう、買ったらすぐに根と葉を分けましょう。根は2~3等分に切り分けます。水分が黒ずみの原因になるので、切り口をペーパータオルで覆い、ポリ袋に入れて保存します。ペーパーが湿ってきたら交換を!保存期間は10日間。
葉は切り口を湿らせたペーパーで包み、ポリ袋に入れて立てて保存します。保存期間は5日間。
[冷凍]
輪切りやいちょう切りなど、使いやすく切って冷凍用の保存袋に入れます。冷凍すると繊維が壊れて火の通りが早くなるため、凍ったまま煮物やスープに使えます。大根おろしは小分けにしてラップに包み、冷凍用の保存袋に入れて冷凍しておけば、自然解凍で使えます。保存期間は1カ月。
わんちゃんが子供の頃「大根時の医者要らず」おばあちゃんの口癖でした。寒い冬の夕餉には「ふろふき大根」が定番。わんちゃんも「ふろふき大根」チャレンジしてみますが、おばあちゃんの味には未だ到達しておりません。
家族にも好評のレシピを一つ紹介します。
大根と豚バラのチン
豚バラ肉(薄切り) 120g
こしょう 適量
酒 大さじ1
黒こしょう(粗びき) 適量
ぽん酢 適量(我が家では胡麻ドレッシングが好評)
【作り方】
大根は皮をむいて3~4mm厚さの半月切りにし、豚バラ肉は3cm幅に切る。
耐熱の皿に大根と豚肉を外側から交互に円状に並べ、塩、こしょう、酒をかけ、ふんわりとラップをかけて600Wの電子レンジで6分加熱する。
青ねぎの小口切り、黒こしょうをふり、ぽん酢(我が家では胡麻ドレッシングが好評)を添えて完成。
長ネギの旬は11月から2月。葉先の緑色が鮮やかで、白い部分と境目がハッキリしているものを選びましょう。
白い部分がしっかりかたくて全体にみずみずしいものが新鮮です。
体を温めてくれるので、疲労回復や冷えの改善、風邪予防にも効果的。緑の部分はベータカロテンやビタミンCなど豊富に含まれています。捨てずに食べましょう。
[冷蔵]
水でぬらして軽く絞ったペーパータオルを保存容器に敷き、容器の大きさに合わせて切ったネギを並べ、ふたをして野菜室か冷蔵室で保存します。緑色の部分は白い部分にくらべて水分が多く傷みやすいので、早めに使い切るようにしましょう。保存期間は10日間。
[冷凍]
斜め切りや小口切りにして、冷凍用の保存袋に入れます。凍ったまま炒め物や煮物、スープなどに使えます。凍ったままでも切れるので、袋の大きさに合わせてぶつ切りにして冷凍しても便利です。保存期間は1カ月。
コスミック出版 いつでもおいしい冷蔵・冷凍保存術
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