鉄崎幹人のWASABI午後のテッパン

鉄崎幹人、愛してやまないものについて語りつくす午後のテッパン。

月曜日は、生物、植物や自然、農業などにスポットを当てた、クローズアップ生き物  202622

今日のテーマは増えた鳥と減った鳥

増えた鳥と言うと、①イソヒヨドリ②ハクセキレイ減った鳥と言うと③スズメ、④ツバメ、⑤ムクドリ、⑥カラス等々。

東京都心のカラスがピーク時(2000年)の2割に減っているとのことです原因は、エサとなる生ごみの対策が進んでいるからです。昔は生ごみを散らかすとか、背中をつつかれたとかの苦情が多かった。本来カラスは街に居るものじゃないのでいかに生き物たちにとってエサが大事かというと、エサがあるから街にやって来た。都会というところはカラスにとって最適地じゃなくって、元々カラスは山だとか、農耕地の鳥ですから、鳥全体でいうとエサさえあればどうにかどこででも対応できる種類と言うのは結構いるんです。

愛知の方へ野鳥ロケに出掛けました、一日で何種類の鳥が撮影できるかと言うと結果35種類撮影出来ました、意外と多いなぁと思うかもしれないけどこれ、20年前だったら60種、15年前でも50種は撮影できてました。今はロケ車で走り回って撮影したけど35種が限界マックス。ホントに数が少なくて、ここの池に行けば数種類のカモが毎年集まるよという池でさえホントにかぞえるほどしか居なくて、この森に行けば絶対要るよとのシロハラはゼロ。農耕地の冬の渡り鳥ツグミも全然いなかった。野鳥の会の人たちもみんな口をそろえて「これから毎年、バードウォッチング始めようとする人たちにはホント可哀そうだよね。」なんでこんなに野鳥が減ったのか、色々原因は考えられるんですけど、イチバンはエサ不足。つまり、虫が減ったということ。農地が減ったことと、農薬の影響がある。

国民全体を覆っている虫嫌い、とにかくそういうことがあって虫がどんどん、どんどん減っていく、結局エサが無くなった。

増えた鳥と減った鳥と、どんな違いがあるのか、一つ増えたと言っても他と比べてという意味です。20年前の都会のカラスは、ゴミがエサになり増えました。ムクドリは?やっぱり都会にやってきて、天敵が居ないから、公園なんかに住み着くようになった。都会にやってきて雑食傾向が強くなってきた。今まで、穀物食べてきたようなスズメもそうだけど、都会にやってくると、雑食系が強くなる。都会にやって来たハクセキレイなども、都市化したことで、雑食性が強くなりました。お菓子とか食べてるハクセキレイ増えてます。ところが、同じセキレイの仲間でも、セグロセキレイ、キセキレイなどは、全然居ないです。コレは何故か、相変わらず昆虫食傾向が強い。良い水辺から離れられない。というのがあって都市化できず激減してます。ハクセキレイは多いけどセグロセキレイは少ない。

⑩カワウは水質悪化に強いボラを主食としてますから、汚れてても生きていけますから、ボラを主食にすることで数を増やしました。のども太いですからボラを呑み込むことが出来ます。水が汚れてるところに居るボラを食べてるからさほど、数は減っていない。

⑪アオサギは日本最大のサギ、のども太いしいろんなエサを食べることが出来るし、減ってはいない。

⑫コサギ、アオサギに比べると断然小さいです、のどが細い、ということで昔から小魚や、海老などを主食にしてきました。小魚やエビが減ってきたので、コサギは減ってます。でっかいアオサギはよく見ますけどコサギはホントに見なくなりました。オオバン(くちばしの上が白い)という鳥がいます。オオバンは水かきが大きいので泳ぐ力が強い。浮いている外来の水生植物をよく食べています。エサはいっぱいあるわけですよ、ところが一回り小さい、バン(くちばしの上が赤い)というのは、動物性食物、つまり昆虫とかを食べるのでエサが減っているから少なくなってきてます。オオバン、メチャメチャいる、バンは居ない、同じ仲間でもエサによって違いがある。

⑮トビはよく見かけます。コレは何故か死んだ肉や、ゴミ、魚のアラなんかも食べます。だから、漁港にたくさんいます。トビはゴミ食べるんですよ、弁当なんかも持って行くでしょ?他の猛禽類は絶対持って行かないですよ。トビは雑食傾向が強いのが他の猛禽類は生きた小鳥、生きたネズミ、生きた昆虫なんかを食べるのでやっぱりエサ不足になって激減している。同じ鳥でも、こんなに差が出来ている。ということで、やっぱりエサは大事だなと。昆虫類が減るということは小鳥類が減る、ということは猛禽類も減る。昆虫類と言うのは生態系の土台を支えている。大切な大切な存在であるということを忘れてはならないと覚えておいて欲しい。そんな環境に対応した、都市化した生き物だけが生き残るというのは切ないことです。

SBSラジオ 鉄崎幹人のWASABI午後のテッパン2026年2月2日オンエアより。

👇文中登場の野鳥たち、わんちゃん撮影の野鳥写真集より。

①イソヒヨドリ(磯鵯):精華町

②ハクセキレイ(白鶺鴒)
2016年1月27日 煤谷川河川敷で

③スズメ(雀) 煤谷川河川敷で

④ツバメ(燕):家の近所で

⑤ムクドリ(椋鳥) 2016年1月散歩道で


⑥カラス(烏) 2016年1月28日:散歩道で


👇木津川河川敷で

⑦シロハラ(白腹) 2023年煤谷川土手で

⑧ツグミ(鶫) 2023年煤谷川土手で


⑨セグロセキレイ(背黒鶺鴒) 2018年1月2日木津川(精華町)

⑩カワウ(川鵜) 2015年1月8日木津川精華町で

⑪アオサギ(蒼鷺)2016年2月2日木津川精華町で



⑫コサギ(小鷺2016年12月嵯峨野大沢池

⑬オオバン(大鷭) 2015年琵琶湖で

⑭バン() 琵琶湖で

⑮トビ(鳶) 2024年 散歩道農道で
空を見上げてごらんなさい

散歩のお供に時々カメラを提げて出かけます。
ちっちゃいカメラですが一応望遠もイケルので、
歩いてる前方に小鳥さん発見、すわっ!
カメラを取り出そうとゴソゴソしてたら
小鳥さん、さっと飛んで行ってしまいます。
「あ~~ぁ」

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