「世界の車窓から」カレンダー2026年版が届きました 1月 (トルコ) 青・白・赤の鮮やかな車両「イースタン・エキスプレス」が雪原を進む。首都アンカラとトルコ東端カルスを約 26 時間で結ぶ人気の寝台列車は、文明発祥の地とされるアナトリアに広がる雄大な銀世界を横断する。 2 月 (イタリア) ドーム屋根や多彩な装飾が映える「ミラノ中央駅」は、建築家ウリッセ・スタッキーニの代表作で 1931 年に開業した。ヨーロッパ有数の利用者数を誇り、イタリアの大都市と周辺諸国を結ぶ国際ステーションとして名高い。 3 月 (マン島) アイリッシュ海に浮かぶ英国王室属領マン島で最も高いスネーフェル山( 621m )の山頂の駅に、一両編成の電車が入っていく。 急勾配では、線路の真ん中に補助レールを 1 本加えた、世界で唯一現存する「フェル式レール」で走り続ける。 4 月(オランダ) 観光客に人気のレトロな機関車が客車を引いて満開のチューリップ畑の中を走る。アムステルダムから北に約 30km 、「ホールン・メーデンブリック蒸気鉄道」では、 4 月から 5 月上旬にかけて「チューリップ・エクスプレス」を特別運行している。 5 月(ペルー) 古都クスコとチチカカ湖畔の街プーノの間を運行するペルーレイル「チチカカトレイン」。列車後部にある展望車両からは、標高約 4000m のアンデス高原をパノラマで一望できる。豪華列車内ではバンド演奏やダンスショーも楽しめる。 6 月(フィンランド) 1988 年まで活躍したフィンランド鉄道の保存列車は、そのフォルムから「ラッタハットゥ(平らな帽子)の愛称で親しまれている。現在は、観光列車としてヘルシンキからポルヴォーまで、のどかな田園を走る。 7 月 (タイ) 世界でも珍しいダム湖上を通るタイ国鉄東北線の列車が、巨大な「パーサック・チョンラシット・ダム」に架かる鉄道橋を通過する。毎年雨期が終わる頃にはダムに水位が高くなり、車窓から美しい景色を見渡せる。 8 月(ドイツ) バイエルンアルプスの岩肌を縫うように「ヴェンデルシュタイン鉄道」の登山列車が、標高 1,723m にある山頂駅を目指して走る。 1912 年開通当初から電化され、急勾配の区間ではラック式レールを使って力強く昇っていく。 9 月(オーストラリア) メルボルンのサザン・クロス駅に佇む鮮やかな紫色...