おいしく長持ち野菜の冷蔵・冷凍保存術

おいしく長持ち野菜の冷蔵・冷凍保存術=島本美由紀さん 料理研究家・食品ロス削減アドバイザー

気づいたら冷蔵庫の奥で野菜がしなびていた……。そんな経験はありませんか?正しい保存方法が分かれば、美味しく長持ち!最後まで食べきることができます。

 トマト:ヘタがある方を下にし冷蔵

トマトは品種が豊富で、1年を通して購入できますが、旬は6月から9月です。旬のトマトはうまみたっぷりで「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるほど栄養豊富です。お尻部分から星状(放射線状)に現れる線がはっきりと出ているものほどおいしいといわれています。ヘタが濃い緑色でピンとしており、皮にツヤとハリがあって、ずっしりと重いものを選びましょう。トマトソースやスープに入れて加熱すると甘味が凝縮します。油と合わせるとリコピンの吸収率が上がるので、オリーブ油などと一緒にとるのがお勧めです。

『冷蔵』

1個ずつキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れ、ヘタを下にして野菜室で保存すると長持ちします。やわらかいお尻の部分を下にすると、傷みやすいので注意しましょう。保存期間は10日間。

『冷凍』

ヘタ付きのまま丸ごと冷凍用の保存袋に入れ、冷凍します。常温で約5分置くと、包丁で切れます。そのまま煮込み料理などに使え、すりおろせばシャーベットとしても楽しめます。冷凍したトマトは水にさらすだけで皮がツルンときれいにむけるので、なめらかなソースを作るときにもお勧めです。保存期間は3カ月

 

オクラ:丸ごと冷凍、そのまま切れる

オクラの旬は6月から9月です。ネバネバ成分の正体は植物繊維です。整腸作用があり、夏のオクラは栄養価も高いので、夏バテ対策にも最適の野菜です。緑色が濃く鮮やかで、表面がうぶ毛でびっしり覆われているものが新鮮です。ヘタは黒ずんでおらず、ガクが付いている場合は緑色でピンとしたものを選びましょう。育ちすぎると味が落ちるので、大きすぎないものがお勧めです。切り口が星形で、独特のネバとろ食感が人気です。ガクの部分以外はすべて食べられるので、ヘタも切り落とさずに調理しましょう。

『冷蔵』

まとめてキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存します。感想と寒さを防ぐと長持ちします。保存期間は1週間。

『冷凍』

オクラは凍ったままでも切れるので、丸ごと冷凍用の保存袋に入れ、冷凍しましょう。煮物や炒め物、肉巻き料理などに使えます。小口切りにして納豆や和え物に使うのもお勧めです。保存期間は1カ月。

しんぶん赤旗日曜版2026-7-05


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