モミジアオイ(紅葉葵)アオイ科
モミジアオイは、北アメリカに分布するアオイ科フヨウ属の多年草です。沼地に多く自生することから、沼地のハイビスカス(swamp hibiscus)とも呼ばれています。日本へは1870年頃に渡来し、庭に植栽されるなど普及しています。
モミジアオイの花期は7月~9月。花は一日花ですが花期の間次々と開花します。茎はあまり分枝せず直立し、草丈1.5m~2mに成長します。
和名の「モミジアオイ」は、この葉の形とアオイに似た花姿に由来しています。
栽培環境
日当たりの良い場所が適しています。真夏の強い西日にも負けない強さがあるので、一日中陽が当たる場所でも元気に育ちます。大きく育つので、鉢植えの場合は10号鉢以上の鉢が必要になります。
冬越し
寒さで落葉したら、地上部を地際でバッサリと刈り取ります。
土が凍ってしまうような寒冷地でなければ、そのまま戸外で冬越し可能です。
凍結の心配がある場合は、腐葉土や敷き藁で凍結対策を施して下さい。
冬越し中の株は、やや乾燥気味に管理します。
水やり
やや湿り気のある土壌を好む植物です。
庭植えの場合は、長く乾燥が続くようなら水やりをして下さい。
鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。
水切れをするとすぐに葉が垂れ下ります。
夏場の水切れには注意して下さい。
肥料
庭植えの場合は、元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ込んでおきます。
追肥は、5月~9月の生育期間中を通じて、月に1回程度、緩効性化成肥料を置き肥して下さい。
鉢植えの場合も同様に、緩効性化成肥料の置き肥をするか、液体肥料を週に1回程度、施します。
散歩道途中の民家の庭先に咲いてました。
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